WAC510と一部Android 6端末との接続性問題について(対策済)
【2017/11/15更新】
PMFの設定項目を追加したファームウェア(Version 3.1.0.12)が公開されました。以下のリリースノート内のリンクからダウンロードおよびファームウェアのバージョンアップを行っていただき、設定画面よりPMFを無効にしていただくことで、WAC510側での対策が可能です。
WAC510 Version 3.1.0.12 リリースノート
弊社ビジネスワイヤレスアクセスポイント WAC510において、一部Android 6端末との接続性問題が確認されております。
これは、Android端末側がアクセスポイントとの認証処理(PMF:Protected Management Frames)において暗号化通信を行わないために発生するものです。この事象はPMFで暗号化を行うように設定を変更するか、Android端末側でPMF機能を無効にすることで解決が可能です。
※アクセスポイント側でのPMF設定変更はできません
端末に正しいWiFi認証情報を入力しても「パスワードが異なります」や「認証に失敗しました」等のエラーメッセージが表示され接続ができない場合は、以下の内容を参考のうえご対応いただきますようお願いいたします。
【対象端末】
SAMSUNG Galaxyシリーズ(Android 6)の一部 ほか
【応急対策】
・端末のWiFi設定にPMFの設定項目がある場合
PMFを無効にするか、暗号化を行うように設定を変更します。
・端末のWiFi設定にPMFの設定項目がない場合
①アクセスポイントをスタンドアローンモードでご利用の場合
設定のバックアップ画面から設定ファイルを取得し、弊社カスタマーサポートまでお送りください。
その後アクセスポイント側のPMF機能を無効にした設定ファイルをお送りしますので、設定の書き戻しを行うことで解決します。
②アクセスポイントをクラウドモード(Insightアプリでの管理)でご利用の場合
弊社エンジニアがアクセスポイントへリモートアクセスを行い、PMF機能を無効にいたします。
お客様にてファイアーウォール等での外部からのSSHアクセス許可、またはTeamviewerでのリモートアクセスのためのPCのご用意が必要となります。
詳しくはカスタマーサポートまでご連絡ください。
【恒久対策】
WAC505/510においてPMF機能の設定変更が可能なファームウェアをリリース予定です。
こちらのファームウェアにてPMF機能を無効にすることで対象端末との接続が可能となります。