WiFi 6Eとは?世界最速・最高水準のWiFiを実現 (「6GHz帯」が利用可能に)
このページでは、WiFi 6Eについてご紹介します。WiFi6Eの"E"は、Extend(拡張)を意味しており、WiFi 6EはWiFi 6(802.11ax)の拡張版です。WiFi 6Eではこれまでの2.4GHz帯/5GHz帯に加え、新しく「6GHz帯」が利用可能になりました。新しい帯域の追加は、1999年に5GHz帯が使えるようになって以来、実に20年以上ぶりとなります。これまでのWiFi 6の基本的な仕組みは維持しつつ、干渉の少ない6GHz帯を利用できることから、さらに快適なWiFi通信が期待できます。
WiFi 6E のメリット (6GHz帯の追加)
WiFi 6Eでは6GHz帯の追加により、同時に使用きるチャンネルがより多くなりました。2.4GHz帯の4つのチャンネルと5GHz帯の20のチャンネルに加えて、6GHzでは新しく24のチャネルが使用できます。これにより5GHzでは160MHz帯で選択可能なチャンネル数が2つでしたが、6GHzでは3つの160MHzチャンネルが選択可能になったこととなります。また、6GHz帯は新しい帯域のため混雑が少なく、速度が低下しにくくなっています。さらに気象レーダーや航空レーダーを検知した場合も、WiFiの停止 (DFS)により通信が途切れてしまうことが無いため、ストレスなくWiFiを楽しめます。
WiFi 6E とこれまでのWiFiの比較
WiFi 4 | WiFi 5 | WiFi 6 | WiFi 6E | |
規格リリース年 | 2009年 | 2013年 | 2019年 | 2020年 |
IEEEの規格名 | IEEE802.11n | IEEE802.11ac | IEEE802.11ax | |
最大伝送速度 | 600Mbps | 6.9Gbps | 9.6Gbps | |
周波数帯 | 2.4GHz帯/5GHz帯 | 5GHz帯 | 2.4GHz帯/5GHz帯 | 2.4GHz帯/5GHz帯/6GHz帯 |
帯域幅 | 20MHz/40MHz | 20MHz/40MHz/80MHz/160MHz |
6GHz帯とは
6GHz帯は2022年9月に日本の無線LAN規格に追加された新しい帯域となっています。 Wi-Fi 6までは、5GHz帯と2.4GHz帯の2つの帯域が使用されていました。近年、Wi-Fi機器の増加(ゲーム機、ロボット掃除機、照明など)に伴い、その帯域は混雑し速度が出にくくなっています。 Wi-Fi 6E以降は新しい6GHzという帯域を使用することができます。いわば、混雑してない専用の高速道路が敷設された形です。 従来の2.4GHzや5GHz帯と比べると混雑が少ない6GHz帯にアップグレードすることで、通信を高速化することが可能です。
世界初のWiFi 6E クアッドバンドメッシュ
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合計スループット約10.8Gbps
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6GHz WiFiバンドで独自の
新クアッドバンド技術を搭載 -
最大200台の接続デバイスをサポート
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家中で最高速度を実現する
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オプションの高性能サイバーセキュリティ
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最大合計速度 10.8Gbps
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マルチギガWAN接続 -
クアッドコア 1.8Ghz プロセッサ
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WiFi 6Eに関するよくある質問
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WiFi 6Eとは何ですか?
WiFi 6Eは、WiFi 6の強化版です。新たに利用可能になった6GHz帯域は、高速化、混雑の緩和、低遅延を実現し、これまでにないパワフルなストリーミングとゲーム体験を提供します。Orbi WiFi 6E メッシュシステム RBKE963、Nighthawk WiFi 6Eルーター RAXE500がWiFi 6Eに対応します。
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WiFi 6Eのメリットは何ですか?
接続パフォーマンスの向上、WiFi速度の高速化、低遅延、ネットワーク効率の改善などです。WiFi 6Eでは、誰もが同時にストリーミング、ゲーミング、そして仕事をすることを可能にします。Orbi WiFi 6E メッシュシステム RBKE963、Nighthawk WiFi 6Eルーター RAXE500がWiFi 6Eに対応します。
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WiFi 6 と WiFi 6E の違いは何ですか?
WiFi 6とWiFi 6E の主な違いは、6GHz帯のサポートです。WiFi 6Eでは、より多くの周波数帯とチャンネルをサポートするため、混雑や干渉を緩和しながら、より多くのデバイスに高速な通信と接続容量を提供することができます。WiFi 6 と WiFi 6E の違い (英語)についての詳細もご覧ください。